皆 様 の ご 来 場、 誠 に あ り が と う ご ざ い ま し た !
去る10月15日・16日の二日間にわたり開催致しました第六回「天祭 一〇八」は、従来の三倍の規模に拡大、更には舞踏集団「大駱駝艦」のサポートによる舞踏×茶湯のコラボレーションや、屋外ステージでのライブペインティング、盆踊り、さらには新発足の越境ユニット「katamuki」のデビューなど、様々な記憶にも記録にも残るイベントとなりました。
三つのエリアに分かれた会場の各所で、お客様と出展者が楽しく交流姿が見られ、また販売に関しても今までの実績を大きく上回る手応えを得ることが出来ました。
関係各位ならびにご来場の皆様、お越し頂けなくても告知拡散やサポートを頂いた皆様に、心より御礼申し上げます。
「美術」「工芸」と言った対立構図を脱し、日本に古来から根付く文化・芸能という視点から、あらゆるジャンルを超えた総勢100名に迫るクリエイター・アーティストたちが、まるで束の間の夢のような舞台を共有し、古刹・増上寺の大きな懐に抱かれ、最高のパフォーマンを発揮したことを喜びたいと思います。
第二のステージへと昇った天祭の中でも、特に「茶湯」の部門に関しては、伝統に甘んじることなく新しい試みを続けることが、さらなる伝統を生むという解釈のもと、歴史に残ると言っても過言ではないお茶会が繰り広げられました。また、開催ごとに選ばれた作品を増上寺へ寄贈するプロジェクト「増上寺現代コレクション」にも新たに「M碗グランプリ」(抹茶碗部門)が立ち上がり、実力派の作家の作品が選ばれました。
天祭の一番の目的である、作り手と皆様の「ご縁」を生むということについては、おそらく従来よりもさらに広げることができたのではないかと思います。
まだまだ不安定・不完全な運営にも関わらず、皆様のご支援を賜り、こうしてここまで発展することが出来ました。
次なる開催については、またこれからゆっくりと議論を重ね、準備を怠りなく、進めていきたいと思っております。
その時には今以上に成長し、飛躍する天祭の姿をお見せできるよう、実行委員会共々頑張ってまいります。
天祭のご縁が日々深まり、皆様の人生に少なからぬ喜びの種が撒かれますように。
また次にお集まりいただける日を、楽しみにしております。
平成28年10月24日
天祭一〇八 実行委員会 代表
石橋 圭吾
【熱気あふれる会場風景】
☆エリアA☆ 光摂殿大広間、廊下、増上寺会館各部屋
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光摂殿大広間・一般公募作家展示室 |
廊下での絵画展コーナー「パノラマコリドー」 |
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光摂殿大広間の天井絵と一体に |
天祭でデビューを果たした「katamuki」 |
☆エリアB☆ 本堂地下一階ラウンジ、ギャラリー、各部屋
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給湯流雅楽部 × 我妻恵美子・塩谷智司(大駱駝艦) |
給湯流茶道による茶会風景 |
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松村宗亮 × 我妻恵美子・塩谷智司(大駱駝艦) |
「増上寺現代コレクション」新部門・「M碗グランプリ」審査会場 |
☆エリアC☆ 光摂殿前広場・ステージ
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東京音頭をみんなで踊ろう!(盆女) |
わくわく縁日 |
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最終日の閉会式・審査結果発表 |
ライブペイント「三位一体」(BAKIBAKI・書道家万美・海野貴彦) |
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ヒューマンビートボックス KAIRIの飛び入りライブ |
盆踊りユニット「盆女」 |
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「増上寺現代コレクション」グランプリ・藤沢柊(映像) |
天祭を盛り上げるDJサウンド |
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夕暮れ時の境内 |
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増上寺境内をお坊さんの案内で巡るツアーも開催 |
・・・まだまだご紹介しきれない名場面が沢山あります!
近日中にさらにお見せできるように準備致しますので、お楽しみに。
photo : 宇田川俊之 / 内田昂司 / 河原健一郎
copyright : 天祭一〇八 実行委員会 / 増上寺 / 大駱駝艦 他
「 増 上 寺 現 代 コ レ ク シ ョ ン 」 審 査 結 果
【 グ ラ ン プ リ 】
藤沢 柊 FUJISAWA Shu
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「太平ナンバー」2015年 / アニメーション作品・3分26秒 |
【 第 二 位 】
コヤマ シノブ KOYAMA Shinobu |
【 第 三 位 】
かのう たかお KANO Takao |
「レトロ炊飯ジャー」2016年 / 布、木、など・縫製
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「天ノ欠片」2016年 / シャモット焼成 |
「 M 碗 グ ラ ン プ リ 」 審 査 結 果 「増上寺現代コレクション」 抹茶碗部門(新設)
【 第 一 位 】 (同票三名)
苫米地 正樹 TOMABECHI Masaki
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「Kachina茶碗」2016年 / 半磁器・轆轤 |
金 理有 KIM Riyoo
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「靂雲子」2016年 / 陶 |
石田 慎 ISHIDA Makoto
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「正常と異常」2016年 / クリスタルガラス |