【 『 中 広 間 』 激 陶 者 集 団 「 へ う げ 十 作 」 出 展 室 】



安洞 雅彦  ANDO Masahiko

(1973〜)
愛知県名古屋市生まれ。岐阜県多治見市在住。実家は古美術商。
幼い頃から桃山陶〜織部陶のヤバさに魅かれる。長じてジャズギターに魂を奪われ、音楽活動に没頭。
人生のクロスロードで焼き物を選んだ。学究顔負けのフィールドワークで古陶を探究。
当時の陶工たちをこよなく敬慕する。精緻なミニチュア的「豆向付」で大ブレイク。
里山の工房での壇蜜育成(養蜂)、へうげたユニークな人材発掘にも執念を燃やす。

https://www.facebook.com/toyotomitougei

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井上 雅博  INOUE Masahiro

(1977〜)
京都府京都市生まれ、在住。数々の国宝修理を手がけた祖父に始まる名門工房三代目。
へうげ十作唯一の表具師。厚生労働大臣認定一級表装技能士。
伝統と実績に恥じぬ優れた技能、かつて京都のクラブを熱くしたDJ精神に則り、BAKIBAKIを始め、気鋭のアーチストたちと斬新な合作を連発。
友人の書家川尾朋子と共に『へうげもの』掛け軸を手がけて以来、世界唯一の「へうぐ(表具)師」の名をほしいままにする。

http://miyabi-ex.jp/index.html

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小幡 知弘  OBATA Tomohiro

【へうげ十作育成枠】
(1990〜)
茨城県神栖市出身。大阪府河南町在住。
大学の先輩にあたる金理有のアシスタントを務めるかたわら、制作活動を開始。
第二回「天祭」では沈思黙考パフォーマンスで異彩を放った。
安洞雅彦命名による「育成枠」第一号として、今回十作に本格初参戦。
アー写は就職面接用証明写真で勝負。

https://www.facebook.com/people/小幡知弘/100002878554291

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かのう たかお  KANO Takao

(1974〜)
京都府京都市生まれ、在住。京焼の名門の御曹司。
青年海外協力隊員としてアフリカのニジェールで作陶指導を経験。
乾いた大地に触発され、やきものの原点に迫る斬新なオブジェを次々と生み出す。
近年はうつわにも原点回帰。
古今東西、アートと実用の架け橋として爆走中。
スキンヘッド、ドレッド髭、テンガロンハット、ウエスタンブーツがトレードマーク。
今回は「野獣派」の首魁としても君臨予定。

https://www.facebook.com/takao.kano.5

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栢野 紀文  KAYANO Kibun

(1971〜)
岡山県総社市生まれ。愛知県常滑市在住。
滋賀県立陶芸の森、陶芸家吉川正道門下でほがらかに研鑽を積む。
サーカスのにぎわい、フェリーニの映画を思い起こさせるドローイング。
桃山陶にも通ずる絶妙なゆがみ。
ポップでへうげた「栢野織部」は各地のギャラリー、ショップからひっぱりだこ。
年齢不詳な飄々としたキャラも人を魅きつけてやまない。
農繁期には欠かさず帰省。農作業に精を出す孝行息子にて候。

https://www.facebook.com/kibun.kayano

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北井 真衣  KITAI Mai

(1987〜)
石川県金沢市生まれ、在住。
昨今注目度が高まる九谷焼女子軍団(仮)のひとり。
サイケで漫画的な色絵、常識では測れない奇想と異形など、伝統からコースアウトした独自性でにわかに評価を高めている。
「天祭」には第一回から三連続参戦。超問題作「国産 牛」で、第二回グランプリを獲得。
第三回より「へうげ十作」に参戦。
数少ない女性メンバーとして、先輩男性作家が舌を巻く「へうげ」ぶりを存分に発揮。

https://www.facebook.com/kitaimai

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金 理有  KIM Riyoo

(1980〜)
大阪府大阪市生まれ。同羽曳野市在住。
金属器を思わせるメタリックな風貌。
眼光炯々たる異相。未知の世界を連想させる恐怖。
強靭な突破力で現代アートを侵略中。
『へうげもの』を通じて茶陶に開眼。若手茶人との共闘により、入魂の「今焼」を続々制作。
「縄文」文化にも傾倒し、ニューヨークでの展覧会をキュレーション。
ノンストップな躍動、開拓、交歓、痛飲により、自ら世界に深く爪をかけつつある。

http://www.riyookim.com

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小孫 哲太郎  KOMAGO Tetsutaro

(1974〜)
東京都中央区生まれ。千葉県いすみ市在住。
チャキチャキの江戸っ子ながら、沖縄で陶芸を学び、伝統技法「やちむん」とウチナータイムを会得。
縄文人の入れ墨を彷彿とさせる渾身の象嵌とドローイング、トロピカルな色彩感覚はさしずめゴーギャン。
斯界唯一(推定)のチョンマゲにより「ラストサムライ」の異名を独占。
少子化時代に歯止めをかける子だくさんにして小学校のPTA会長に昇進。
地元いすみ鉄道ラブ。

https://www.facebook.com/tetsutaro.komago

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苫米地 正樹  TOMABECHI Masaki

(1977〜)
三重県四日市市生まれ、在住。
高校在学中より陶芸を始め、全国コンペで入賞するなど、天才やきもの少年とうたわれる。
地元萬古焼大手商社の研究工房でプロダクトとしての食器づくりに携わったのち独立。
ターコイズブルーを旗印にうつわ界を爆走。
「売れる作家」の一人として大人気。
愛嬌たっぷりの風貌、AV男優のごときマシンガントーク、パンチの効きすぎた人柄も広く愛される理由。
人呼んで「ベッチー」。

http://masaki-tomabechi.com

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フクモ陶器  FUKUMOTOUKI

(1979〜)
神奈川県横浜市生まれ、同大和市在住。
ウソをついて人をだましたり世間にいやがらせをしてやりたい。
まったく役に立たない、無駄で邪魔で無用なインチキ道具を作って、人に高く売りつけてやりたい。
愉快犯的作意により、非実用器を平然と放ち続ける陶芸能者。
からくりに満ちたコンセプトのまさにエンターテイナー。
第三回「天祭」より、へうげ十作に本格参戦。まったく独自の境地でホールド王を獲得。

http://fukumotouki.shop-pro.jp

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前川 多仁 ☆ 殿下  MAEKAWA Kazuhito ☆ DENKA

(1974〜)
兵庫県篠山市生まれ。京都府城陽市在住。
へうげ十作唯一無二の染織作家。
ガンダムとヘヴィメタに人格を支配され、常在戦場、豪華絢爛な桃山時代に己の前世を見出す。
伝統技法のろうけつ染め、深紅と金糸で時空を超えた那由多の世界を追究。
敷物、布団、着物、袱紗など、陶芸家、茶人、現代アーチストとのコラボも盛ん。
書いても喋っても言文一致。
公私ともに比類なき芸風で、斯界のアイアン・メイデンを目指す。

http://kazbot.jimdo.com/

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松本 治幸  MATSUMOTO Haruyuki

(1985〜)
鳥取県米子市生まれ。滋賀県甲賀市在住。
韓国留学において「日本」の焼き物のルーツ、磁器の変遷などを学んだとされている。
炭化した樹木、樹木と見紛うばかりの樹木など、豪快なオブジェを放つかたわら、紙のごとき世界最薄最軽量食器で怪気炎。
謎めいた作家性、縄文系の濃ゆい風貌は斯界のヒストリーチャンネル。
昨年、信楽陶芸の森での個展DMで入籍を発表。新婚な発想が関係者に波紋を広げた。

https://www.facebook.com/haruyuki.matsumoto.1

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隆児  RYUJI

(1976〜)
神奈川県横浜市生まれ。茨城県笠間市在住。
またの名を穂高隆児。
料理の鉄人を志し、大手居酒屋チェーン、フレンチレストラン、日本料理店に勤務。
老舗料亭の板長、在スペイン日本大使閣下の料理人を務めるも、長年養ったうつわへの眼、料理との相性を究めんと陶芸へ転向。
経歴わずか三年にして個展を実現。
へうげ十作には今回初参戦。
東京ヤクルトの雄平よろしく、登録名「隆児」でさらなる飛躍を企む。

https://www.facebook.com/ryuji.hodaka

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