【 本堂地下一階・貴賓室 】
禁断の果実たち "Forbidden fruits"
二年の時を経て、少女と器が再び
[日
加程] 2016年10月15日(土)・ 16日(日)
[時
加間] 午前11時〜午後7時(16日は午後6時まで)
[会
加場] 本堂地下一階・貴賓室
二年前に白白庵からスタートした、武井裕之による制服少女写真と陶芸作家による器のコラボレート企画。
実際にモデルが手にして撮影された器が、写真とともに展示され、二次元と三次元のイメージの交感が話題になりました。
その後数々のスピンオフを経て、再びオリジナルメンバーから新見麻紗子と和田山真央が登場。
それぞれ釉薬の発色や流れの美しさ、柔らかだが芯のある形状で人気と定評のある陶芸作家です。
武井裕之による撮り下ろしの新作ポートレートではもちろん、二人の器を手にする少女が!
会場で作品をお買い求め頂いた方には漏れなく、小堀芙由子(小堀遠州流)による呈茶を差し上げます。
もちろん、新見・和田山の器を用いてのサービスですので、貴重な機会をお見逃し無く!
※呈茶実施時間 11:00-18:00(両日とも)休憩挟む
【茶人】
・小堀 芙由子 KOBORI Fuyuko(小堀遠州流)
【出展作家】(五十音順・敬称略)
・武井
加裕之
加 TAKEI Hiroyuki (写真 / 東京)
・新見
加麻紗子 NIIMI Masako (陶芸 / 千葉)
・和田山
加真央 WADAYAMA Masahiro (陶芸 / 大阪)
※出品内容は予告なく変更になる場合があります。
小堀 芙由子 KOBORI Fuyuko
1985年東京生まれ。
6歳より父である小堀遠州流第16代家元小堀宗圓に茶の湯の教えを受ける。
先代である15代家元小堀宗通には、10歳より細川流盆石を元にして14代宗忠が創流した遠川流盆石の教えを受ける。
以後現在に至るまで約20年間、茶の湯、盆石の勉強を続けており、盆石は在ヨルダン日本大使館における茶会にてデモンストレーションを行ったり、茶会において床飾りとして打つこと多数。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。
大学在学時には、陶芸部稲穂窯にて陶器制作を開始。
大学卒業後、小堀遠州流事務局にて家元補佐、事務等に携わるほか、創刊60周年を迎える家元機関誌「松籟」の編集を行う。
同門組織「松籟会」青年部部長として、会や青年部の活動を企画・実施している。
また、大学在学時より茶の湯インスタレーションや呈茶会をしばしば行っている。
音楽や舞踏とのコラボレーション、現代アート展示会での茶会、海外での公演など幅広く活動し、新しくも真っ当で美しい茶の湯のあり方を日々探っている。
陶器制作や茶の湯に関わる活動の拠点として、群馬県藤岡市鬼石にアトリエと茶室を築き、東京、群馬を中心に多様なアーティストとのコラボレーションを展開している。
アートレジデンシー「Shiro Oni Studio」のメインメンバーとして、レジデンシーの管理やイベント企画・運営に携るほか、NPO法人「きぬやアートネット」メンバーとして地域活動を行っている。
fuyukokobori.com
武井 裕之 TAKEI Hiroyuki
【略歴】
フリーのFMラジオ音楽番組制作ディレクターの仕事の傍ら、写真を独学で学ぶ。
1995年からストリートで制服少女のみの撮影を始め、彼女たちが持つ思春期独特のオーラに強く惹き付けられるようになる。
その後、繊細で儚い処女性を追い求め、本格的に作家としての創作を開始。
昔ながらのフィルム撮影とデジタル撮影の両刀を使い分け、美術の世界も永遠のアイテムである「処女性」や少女と大人の女性の狭間で揺れ動く繊細な機微を独自のスタイルで表現した。
人生の初心を忘れずに、10代の頃に抱いたせつない恋心が永遠のテーマ。
【個展&二人展】
2011 個展「Virgin Butterfly 汚れ無き最後の遊び」(Up Field Gallery / 東京)
2013 個展「First Love はつ恋」(神保町画廊 / 東京)
2014 武井裕之 × 大槻香奈「いつかまた会える夏に」(北鎌倉小舎 / 神奈川)
2014 個展「海の音が聞こえる」 featuring 大槻香奈(神保町画廊 / 東京)
2014 武井裕之 × 渡邊安治「二番目の次の恋」(神保町画廊 / 東京)
2015 個展「BURST THE INNOCENCE」featuring 新見麻紗子(The Artcomplex Center of Tokyo)
2014 森伸之 × 武井裕之「イラストと写真で綴る制服図鑑」(神保町画廊 / 東京)
2016 個展「MAIDEN VOYAGE 旅立ち」(The Artcomplex Center of Tokyo / 東京)
2014 個展「さよなら10代 Make it Count」(みうらじろうギャラリー / 東京)
【主なグループ展】
2014 「モイラ嬢のための9つの変奏曲」「7人の七菜乃展」(神保町画廊)
2014 「禁断の果実たち」(白白庵)
2014 「乙女が恋するうつわたち」(GALLERY FUNATSURU / 京都)
2014 「少女遊会」(パラボリカ・ビス)
2015 第四回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2014 日本橋三越いろどり祭「米食系」(日本橋三越 / 東京)
2016 日本橋三越はなばな祭「春爛麺」(日本橋三越 / 東京)
2014 「非凡栽」「KAYARISM」(伊勢丹新宿店 / 東京)
【イベント】
2014 「学校制服超会議」主催 神保町画廊共同企画(東京堂ホール)
http://www.h-takei.com
新見 麻紗子 NIIMI Masako
【略歴】
1985 千葉県生まれ
2009 京都精華大学陶芸分野 卒業
2014 「イケヤン★」オーディションにて新人メンバー選出
2010 京都市産業技術研究所工業技術センター陶磁器コース本科 修了
現在、千葉にて制作中
【主な陶歴】
2010〜2013 「イケヤン★展」(全国巡回)
2012 個展(酢飯屋水道ギャラリー / 東京)
2014 「茶と出会う展」(西武渋谷店ギフトギャラリー / 東京)
2014 個展「青らむ展」(西武渋谷店ギフトギャラリー / 東京)
2013 「辺境地展」(ココラボラトリー / 秋田)
2014 飛騨高山大茶界併催「百?展」
2014 個展(まど枠 / 秋田)
2014 「ISETAN茶会」(伊勢丹新宿店 / 東京)
2014 「みやげもの」(日本橋三越 / 東京)
2014 「禁断の果実たち」(白白庵 / 東京)
2014 GALLERY FUNATSURU「乙女の恋するうつわたち」(FUATSURU KYOTO KAMOGAWA RESORT / 京都)
2015 「おとなのひな祭り茶会」(伊勢丹新宿店 / 東京)
2014 「花器自在」(日本橋三越 / 東京)
2014 第五回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)【菊の間「煎茶献上」にて出品】
2016 個展(六本木ヒルズ A/D GALLERY / 東京)
2014 「一花一茶」(銀座三越ジャパンエディション / 東京)
http://masakoniimi.wix.com/home
和田山 真央 WADAYAMA Masahiro
【略歴】
1985 大阪に生まれる
2008 サウスダコタ州立大学 卒業
2009 昼馬和代に師事
【主な陶歴】
2009 ウェリントン(NZ)にてアートインレジデント、ワークショップ、個展を開催
2014 個展(ギャラリー夢庵 / 大阪)(’10)
2010 「第16回新美工芸会展」・読売テレビ賞(’11)
2014 「第60回西宮市展」・市議会長賞
2011 「第61回西宮市展」・西宮市展賞
2014 「第65回堺市展 工芸の部」・市長賞
2014 個展(ICN gallery space / UK)
2012 「第54回大阪工芸展」・大阪府知事賞
2014 「陶芸財団展2012」・埼玉県芸術文化祭奨励賞
2014 「第50回兵庫工芸展」・奨励賞
2014 「第62回西宮市展」・西宮市大谷美術館賞
2014 「2012陶芸財団展」・奨励賞
2013 「第5回菊池ビエンナーレ」・奨励賞
2014 個展(wad craft apartment / 大阪)
2014 「ISETAN茶会」(伊勢丹新宿店 / 東京)
2014 「禁断の果実たち」(白白庵 / 東京)
2014 「乙女が恋するうつわたち」(GALLERY FUNATSURU / 京都)
2015 個展(くらしの器と切子ガラスの店「結」/ 京都)('16)
2016 「阪本健×平岡仁×和田山真央 3人展」(meetdish / 大阪)
2014 個展(代官山 M ROOM / 東京)
2014 「男が嗜む茶ノ湯の世界 by TeaISM」(銀座三越7階茶道具売場 / 東京)
2014 「KAYARISM」(伊勢丹新宿店 / 東京)
各地で個展・グループ展など多数。
http://www.masahiro-wadayama.com/