【 増 上 寺 「 光 摂 殿 」 大 広 間 出 展 者 】



BUCCI(仏智暢雲)

【略歴】
本業は音楽家ですが「へうげもの」にハマり、夫婦で3年前より陶芸教室へ通い週1回作陶しています。
陶芸を始めて、母が裏千家、実家が瀬戸市、祖父は象牙の彫刻家で茶入れなどの蓋も制作していたなど後で縁があって陶芸に出会ったと運命を感じ、日々楽しく作陶してます。

【制作のテーマ】
大地から切り取った器(茶道具)

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sou

【略歴】
京都精華大学芸術学部日本画学科 卒
卒業後人形制作を始める

その他経歴 http://sou.holy.jp/#about

【制作のテーマ】
人形を彫刻に寄せた造形物を作っています。
近年は眷属や妖怪といった和風ファンタジーもテーマに制作をしております。

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安井 ちさと  YASUI Chisato

【略歴】
1984 愛知県名古屋市に生まれる
2007 筑波大学芸術専門学群構成領域クラフト陶磁 卒業
2010 筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻デザイン領域(クラフト陶磁) 修了

【個展】
2014 「とつとつと」(安井邸 / 名古屋)
2015 「カワヲ辿ル」(銀座画廊SILVER SHELL / 東京)

【受賞歴】
2009 「YOUNG GUNS (Australian ceramics triennnale 09) 」(Sydney Colledge of the Arts Gallery)
2009 「神奈川県美術展」(工芸部門・入選)(神奈川県民ホール)
2010 「神奈川県実術展」(立体部門・入選)(神奈川県民ホール)
2009 「第44回女流陶芸展」・NHK京都放送局長賞(京都市美術館)
2011 「第45回女流陶芸展」・入選(京都市美術館)
2009 「13th Tokyo New York Friendship ceramic competition」・入選(The Nippon Gallery at The Nippon Club / NY)
2013 「第47回女流陶芸展」・入選(京都市美術館)
2014 「第48回女流陶芸展」・入選(京都市美術館)

他グループ展多数

【制作のテーマ】
制作の根底に横たわる「わかりたい・わかりたくない・わかりたい」という気持ち
作品は、ウツワであり、仕掛けとしての装置であり、場であり、そしてなにものでもないただの事実。
わたしはそのように思う。
なんのための。
それは作り手と使い手の交配のための、である。
私の制作は、ことばにはならない気持ちが、まるで液体のように身体中を満たしていく感覚で始まる。
そのときなにをつくるのか(つくればよいのか)ほとんどなにもイメージのないままに・・。
満たされて、飽和して、わたしの身体から溢れかえるソレを、作品がウツワ(現身)となって受ける。
ウツワと化したそれは既にわたしのものではなく、ただウツワという事実としてそこに在る。
それを使い手(ここでは敢えて鑑賞者と呼ばないでおく)に預けることで、彼・彼女に作品の向こう 「空っぽ」の中身に新鮮な眼差しを注いでもらう。
すると作品は素材と自分の粋を越え、作品の皮膚越しに作り手と使い手の化学反応が起こり、イメージも意味も何もなかった事実に、意味や名前が与えられる。それらしく。
その、何ものでもなかったはずのものに、人が名前を付けたり、意味を付加するという行為が面白いと感じる。
それは人の「わかりたい」という欲求以外のなにものでもなく、つまり使い手というのは、わたしのわけのわからない身体感覚が注がれたウツワを「わかりたい」と、自身の眼差しを通じて自分の身体感覚を交わらせていることになる。
まるで男女の仲のように。
この間接的な交配はおそらく、わたしたちをとりまくこのわけのわからない世界が、かたちもない混沌とした中から少しずつ形成されてきた過程と重なるとわたしは思う。
その過程を言葉や数値によって明らかにしようとするのが学者なのであれば、わたしは作り手として作品を通してもっと深い感覚で直観したい(させたい)。
「わからない」ままにしておけず「わかりたい」ように考えて「わかった」振りをするものの「わかっていない」。
なにものでもない、という事実がこの世界そのもの。
しかしながらこの「わかりたい行為」が世界を成り立たせて、営みを途切れさせなかった本質なのだとすれば、作品を作り続けることが世界と、生の本質といえるのではないか。
そんなことを考えたりしながら、わたしは日々制作に向かう 。
わかりたい、わからない、わかりたい。
わかりたいから、わからないものをまた、求めてしまう。

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伊藤 有一 ITO Yuichi

【略歴】
滋賀県出身
2008 京都産業大学経済学部 卒業
2010 多治見工業高等学校専攻科 修了
2012 「第五回現代茶陶展」・入選
2015 「第二十一回 庄六賞茶展」・銅賞
2009 愛媛県今治市伯方島に工房を構える

【制作テーマ】
土という素材を使うことでしか得る事のできない土として表現。
土から陶へと変化するなかで生まれる陶としての力強さや美しさの表現。
自分が制作する中で見せる土の様々な表情をいかに陶として表現するか。
私は、この事を念頭において日々制作しています。

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伊豆野 一政  IZUNO Kazumasa

【略歴】
1974 生まれ
1999 京都造形芸術大学デザイン科情報デザイン 卒業
1999 寺外窯(てらがいどうがま)杉本貞光 入門
2005 独立

【陶歴】
1997 グループ展(スペース21 / 東京)
1998 グループ展(ギャラリーイシス / 京都)
2000 個展(立体ギャラリー射手座 / 京都)
2013 「現代茶の湯アワード」(東京)
2009 第一回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2014 「えんぎもの」(白白庵 / 東京)
2009 第ニ回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 「みやげもの」(日本橋三越 / 東京)
2009 第三回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 現代茶ノ湯スタイル「縁-enishi」(渋谷西武 / 東京)
2015 「土着の人」(酒井崇との二人展)(白白庵 / 東京)

【スペースコーデイネイト】
2014〜 お菓子工房ルスルス(銀座松屋 / 東京)

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岩佐 悠子  IWASA Yuko

【略歴】
1989 千葉県生まれ
2014 金沢美術工芸大学工芸科 卒業
2009 金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科 入学

【主な出展】
2011 グループ展「C89」(千駄木空間)
2009 東北地方太平洋沖地震の復興支援企画『Cher MICHINOKU 展』
2012 「珠洲焼プロジェクト」(石引アートスペース)
2013 グループ展「百花」(金沢市民芸術村)
2014 「第57回 金沢美術工芸大学卒業制作展」(21世紀美術館)
2009 「アジア現代陶芸展」(クレイアーク金海美術館)
2015 「第54回日本クラフト展」・入選(東京ミッドタウン・デザインハブ)
2009 金沢美術工芸大学・金沢市立病院共同企画「Hospitality Art Project」・作品寄贈

【制作のテーマ】
私は現在、うつわの絵本というテーマの下に作品を制作しています。
うつわの絵本とは、普段使いの食器などに絵本のような物語性のある絵付けが施されたものの事で、私自身が考案し、研究している作品です。
一般的に「絵本」というと、絵と文章を組み合わせた子ども向けの本を想像すると思います。
実際に大人が子どもに読み聞かせる事が多いものですが、時にはその大人も一緒になって物語にのめり込んでしまうこともあるかと思います。
そのため最近では、大人向けの絵本も出版されたりと、年齢を問わず、様々な人が楽しめる娯楽の一つとなっています。
私はそのような楽しい時間をもっと多くの人たち、家族や気の合う仲間たちと共有できたらよいのではないかと考え、日々うつわの絵本を作っています。
私の作品を通して、毎日の生活がもっと楽しいものになっていただけたら嬉しいです。

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吉田 延泰  YOSHIDA Nobuyasu

【略歴】
1998〜2002 近畿大学芸術学科ガラスゼミ 卒業
2004〜2005 英国UCA芸術大学大学院現代工芸科ガラス専攻 修了
2006,2009 神戸芸術工科大学夏期市民公開講座ガラス 講師
2006〜2009 アトリエクラフト西宮キルンワーク 講師
2010,2012 KAVC倶楽部 お出かけワークショップ 講師
2010 「がらす庵」設立

【主な出展】
2015 「花器自在」(日本橋三越 / 東京)
2009 「震災20年 新長田アートプロジェクト」(神戸 新長田 / 兵庫)
2014 「神戸アートマルシェ」(神戸メリケンパークオリエンタルホテル / 兵庫)
2009 「古ノ今 横濱神戸」・神戸のディレクション担当(恵比寿三越 / 東京)
2009 「OPEN KAVCひとマルシェ」(神戸アートビレッジセンター / 兵庫)
2013〜2014 第一回 第三回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2013 「オモヒデザイン」(日本橋三越 / 東京)
2009 「近大芸術25周年記念展」(あべのハルカス近鉄本店タワー館 / 大阪)
2012 「第7回神戸長田文化奨励賞」(神戸人材支援センター / 兵庫)
2009 「第一回 Discovery Kobe genius artist project」(Hotel LA SUITE Kobe / 兵庫)
2009 「Glass Games A desire, a dream, a vision」(London, UK)
2009 「現代ガラス展 in 山陽小野田」(おのだサンパーク)
2011 「ヨッちゃんビエンナーレ」(OZC Gallery)

【public collection】
2015 神戸市(予定)

【制作のテーマ】
私にとって、美しさ がなにか?考えた時に、“素朴さ”“儚さ”に含まれる“変化”に魅力を感じています。
生きてきた日常の中で、ただただ其処にあるもの。あったもの。
緩やかで長い時の中の、変化を感じるもの。
もしくは、早い時間軸の中で、生枯を繰り返すもの。
人やモノを通じて移ろう感情等。
家業が、飲料水やアイスクリームの特約店をして居たので、その生活の中で見た、大きな冷凍庫の中の木やコンクリートの上に精製される氷や霜。飲料水の瓶達。家の近くにある長田港の海。
下町の路地裏や空き地に咲いては枯れをくり返す草花等。
生きてゆく中で移ろいゆく人同士の感情。
日常の中で、何とはなしに、記憶に残ってる
”モノ” “コト” を
ふと憶いだすよぅな ”ガラス” を造ってゆきたいと思っています。
ガラスが、ガラスであろうとする質に手と経験を添えて作品を造っています。
透花のシリーズは、季節ごとの日本の色組を意識して、小さな、儚い雑花のイメージから。
水面のシリーズは、記憶のたえず変わってゆく“曖昧さ”と、続いてゆく“永続性”を、水、時間のイメージから。
Relationのシリーズは、二つのモノ、コトが影響を与えて成り立つ浸食性、関係性をイメージして制作しています。

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金子 誠 KANEKO Makoto

【略歴】
1974 宮崎県生まれ。
1997 大学在学中、彫刻家の下で修行を始める。
1998 制作開始。主に鉄彫刻・FRPによる造形・遺跡の修復にも携わる。
2009 ワンダーフェスティバル等のイベントに参加を始める。
1999 大学卒業後、デザイン・立体制作の講師として勤務。
2003 アーティストのPV・企業CMのジュエリー・レザー加工・衣装などの制作を行う。
2005 「Whole8」を設立し活動を始める。企業CMの立体模型・ジュエリーの制作開始。
2006 心形刀流「風心会」にて武道を始める。
2009 刀鍛冶の下で鍛冶修行を行う。
2009 ワンダーフェスティバルにてWhole8として歴史群像シリーズを発表。
2009 企業からの模型企画・原型制作に携わる。
2012 新選組旧跡「旧前川邸」にて商品の販売を開始。
2009 「古武道と武士道について」をテーマに小学校で講演を行う。
2009 霊山歴史館機関紙「維新の道」にて(心形刀流と伊庭八郎について)コラム発表。

【主な出展】
2013 第一回「天祭 一〇八」出展(増上寺 / 東京)
2014 白白庵企画「みやげもの」(日本橋三越 / 東京)
2009 MITSUKOSHI DESIGN WEEK /「へうげもの」古田織部没後四〇〇年忌『その方も乙よのう』(日本橋三越 / 東京)
2015 「創作人形展」(心斎橋大丸 / 大阪)・柴田悦子賞

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金田 花季  KANEDA Hanaki

【略歴】 1974 生まれ
東洋美術学校卒業

【個展】
1994 初個展(ギャラリーTOBI / 東京)
2002 「MY BOOM」(原宿グラフィックステーション / 東京)
2014 「ねこてん」(101 Room cafe / 東京)

【主なグループ展】
2013 「Creema Gallery's Week」(岩崎博物館 / 神奈川)
2009 「ある日のにゃー展5」(銀座モダンアート / 東京)
2009 「GEISAI#19」(産業貿易センター台東館 / 東京)
2009 「C/STORE@渋谷ヒカリエ」(渋谷ヒカリエ / 東京)
2009 第一回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 「Creema X'mas Market in うめだ阪急」(阪急うめだ本店 / 大阪)
2014 「えんぎもの」(白白庵 / 東京)
2009 第二回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 「Creema Store」(新宿ルミネ2 / 東京)
2009 「ザ・チョイス大賞展」(山脇ギャラリー / 東京、ペーパーボイス大阪 / 大阪)
2009 白白庵企画「みやげもの」(日本橋三越本店 / 東京)
2009 第三回「天祭 一〇八」(増上寺 / 東京)
2009 「Creema×TDW Handmade Market 2014」(明治神宮外苑絵画館前 / 東京)
2009 「Creema Winter Market in 大丸京都」(大丸京都店 / 京都)
2015 「JapaneeZoo」(浅草アミューズミュージアム / 東京)
2009 「iichi クラフトマーケット in 伊勢丹新宿」(伊勢丹新宿店 / 東京)
2009 「PLAY! Creema in うめだ阪急」(阪急うめだ本店 / 大阪)

【制作のテーマ】
かわいくて楽しく、思わず笑顔になれるような絵を制作しています。
モチーフはねこを中心とした動物です。
花や洋服を選ぶように、自分の近くに置いて楽しむことが出来、生活に寄り添い、彩りを添え、ふと元気づけられるような作品を目指しています。

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栗原 あり(逃猫舎) KURIHARA Ari (NIGENEKOSHA)

【略歴】
1981 東京造形大学造形学部絵画科 卒業
2010 鴻巣市に築窯、逃猫舎として制作発表を始める

【近年の展示】
2013 「bunnkamuraクラフトコレクション」
2009 「やまなしクラフト市出展」
2009 「北軽井沢の杜クラフトフェア」
2009 「越後妻有クラフトフェア」
2009 「bunnkamura&ヒカリエクラフトコレクション」
2009 「くらふてぁ杜の市駒ケ根」
2009 「益子陶器市」
2009 「群馬の森クラフトフェア」
2009 「川口暮ふと」
2009 「金津創作の森クラフトマーケット」
2014 2人展(日本橋高島屋)
2009 個展(日本橋高島屋)
2009 「津軽森」
2009 「猫展」(ギャラリーDOMA)
2015 「IICHIクラフトマーケット展」(浦和伊勢丹)
2009 2人展(浦和伊勢丹)※予定
2009 「暮らしの工芸 2人展」(新宿高島屋)※予定

【制作のテーマ】
2006年頃、縁あって、陶芸を始めました。なぜだか猫を造りました。
以来、不思議にも飽きずに、日々猫を造っては焼いています。
暫く借り窯で製作していましたが、飽きたらず、自宅倉庫に窯を設置。
そして電気代がばかにならないので、焼いた猫をクラフト市などに並べたりなどしはじめまして、現在に至っております。
願わくは、ほんものの猫のように、迎えていただいた方のよき伴侶になれるような作品造りを目指しています。

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